龍江3区 神明社舞台改装中

飯田市龍江3区にある神明社の回り舞台が現在改装中です。
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10月頭には改装が完了するそうです。

そして、10月27日には龍江3区のお祭りがこの地で催され、舞台の御披露目、こけら落としがあわせて行われます072.gif072.gif

龍江3区の方の芸能発表と今田人形座下條歌舞伎江戸糸あやつり上條さんがここで演じる予定です。

下條歌舞伎では『傾城阿波鳴門 順礼歌の場』をだします。

人形と歌舞伎は同じ演目をやるといっても、一緒に公演することはほとんどありません。

なので、今度の企画はとても珍しい試みです056.gif
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回り舞台の仕掛けも直されています。
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この戸を外せば舞台になります。
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もともと間口6間の舞台でしたが、今は5間です。
舞台の下手が社務所になっていて、台所の分が舞台にせり出しているのです。そんなわけで、建物は大きいですが、舞台は少し狭いです。

こちらは太夫座。
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かなり高いです。客席からは全く見えない位置にあります。今回のお祭りではこの太夫座は使いません。

舞台の上手には、回り舞台の仕掛けへの入り口があります。10人で回すそうです。
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太夫座の側面には左官の意匠がこらされています。
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朽ち果てていますが、鶴と亀と松が描かれていたようです。
舞台が出来上がった当時はとても豪華な舞台だったことでしょう。

本殿は舞台の右手にあります。
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春日大神、天照大神が祀られているようです。

飯田・下伊那郡の各地区には数多くの農村舞台が残されていますが、学校や公民館、社務所に転用されています。この神明社のように舞台として活かされているところは少ないです。

今年になって、飯田市千代の野池、芋平両地区の方々によって、野池神社の境内の舞台も改装さました。
072.gif住民憩う農村舞台が復活 飯田・野池神社、28日に「夏祭り」(2013/7/17信濃毎日新聞)

昨年は下條歌舞伎でも下條村合原の皇太神宮の舞台で、歌舞伎のリハーサルやライブをしたり、飯田市三穂の舞台もいいだ人形劇フェスタの会場のひとつになったり・・・
072.gif古建築アートセッションin下條(下條歌舞伎ブログ)

かつて、地域の娯楽の場であった農村舞台に再び光があたっています060.gif

飯田市及び下伊那郡の農村舞台について詳しくは『飯田・下伊那史料叢書3 建造物編2 農村舞台』(飯田市歴史研究所編.2012)をご覧下さい040.gif
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by shimojokabuki | 2013-09-22 14:30 | 伊那谷の人形芝居

下條歌舞伎の活動情報や、伊那谷の芸能文化を紹介します。【定期公演】毎年11月23日 【下條歌舞伎事務局:下條村教育委員会】0260-27-2311  0260-27-1015 FAX0260-27-3536


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