本番と同じ舞台で稽古中

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これは『奥州安達ヶ原』三段目袖萩祭文の段の舞台(環宮御殿)です。

先日、中学校歌舞伎クラブが清明祭で演じたため、コスモホールにはまだ舞台がそのまま残っています。他の団体がコスモホールを使うまでしばらくこのまま。

というわけで、歌舞伎保存会も本番と同じ舞台でしばらく稽古が出来ます。着物も身につけ、すそ裁き、着物の扱い・・・振り付けとともどもなれておく必要があります。普段洋服で生活しているので、着物の時の体の使い方はやっぱり難しい。

『絵本太功記』は明智光秀による謀反を描いた物語。十段目にあたる尼崎の段・・・略して『太十 たいじゅう』は本能寺の変から山崎の戦との間の物語。
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戦場で傷ついて帰ってきた十次郎にとりついて泣く初菊ちゃん・・・の場面。

十次郎は、息が絶える前に「父上」と呼び、「は、は」と言います。恋人である初菊を呼ぶのかな?と思いきや、「母上~」。そしてやっと「初菊殿」。恋人をとどぎまぎさせる天然タラシの十次郎というのが、振付師である保存会長の解説037.gif053.gif たぶん無自覚にかっこいいんでしょう・・・

若くて美しい十次郎初菊という2人を襲った悲劇。心をこめて演じます。(振り付け指導をする保存会長の影にかくれていますが・・・)

武智光秀(明智光秀)は自分の母を久吉(豊臣秀吉)と間違えて刺し殺してしまうし、子である十次郎は戦死してしまうし・・・主君であった小田信長(織田信長)を討ってからというものの、一家が悪いことばかり起こってしまいます。

久吉の家臣である加藤正清がやりを持って登場。光秀を追い詰めます。
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・・・実はまだ加藤を演じる役者が決まっていません。代役で演じる保存会長・・・妙に楽しそうです。いやいや、それじゃ困ります。

「たがいの運は天王山」

天下分け目の天王山。この山を制した方が天下を取るということで、そんなセリフもあります。久吉光秀が戦いの約束をして、舞台は幕となります。
wikipedia「山崎の戦い」

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11月23日はこの客席でみなさんに会えますように056.gif
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by shimojokabuki | 2012-09-26 22:13 | 2012定期公演

下條歌舞伎の活動情報や、伊那谷の芸能文化を紹介します。【定期公演】毎年11月23日 【下條歌舞伎事務局:下條村教育委員会】0260-27-2311  0260-27-1015 FAX0260-27-3536


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