親田敬老会に向けて

下條村親田地区の敬老会の余興として毎年恒例で芝居があります。

2012年5月20日親田区敬老会
『傾城阿波鳴門』順礼歌の段


今回は飛脚のシーンをカットし、飛脚が去った後から。
自前の衣装で芝居をする時には、役者が多いと、着付も化粧も大変・・・ということで飛脚やちょっとした役はカットしてしまうこともしばしば。もちろんきちんとした衣装屋さんや化粧師さんを依頼する時は別です。ただ『阿波鳴門』や『日向島非人景清』など登場人物が少なく、短いストーリーの演目は敬老会や何かの催し物の余興としてはぴったりなので、自前の衣装と化粧でそろえてしまいます。

即席の二重台(コンテナ!)
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お弓の後姿。

そして、どこからともなく順礼歌が聞こえてきます。ちりんちりんと持鈴が悲しく響いて、お鶴の登場です。母をたづねて三千里(?)、出会ったものの親子とは名乗れない事情があり、別れて行く。そんな物語を思うと悲しく聞こえるのかもしれませんが、この音が響いて、子役のあどけない、精一杯の声を聞くともう涙腺が・・・。
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持鈴の響きは煩悩を払い、清浄な心にしてくれるいわれているそうですが、それを幼い子どもが持っているというのもなんとも。

小学生のお鶴ちゃん役の子も高校生のお弓ちゃん役の子も忙しい中がんばっています~。
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by shimojokabuki | 2012-05-04 22:41 | 歌舞伎保存会

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