第106回親田区敬老会①

下條村の部落の一つ、親田区にて第106回の敬老会が22日に催されました。

祝賀会の余興にて、下條村歌舞伎保存会は今年も
『日向島非人景清 人丸恩愛の段』
を公演しました!

景清をたずねてくる、娘人丸。
けれど、景清は名乗ることが出来ないため、泣く泣く別れるという物語。
同じ“子別れ”がテーマである『傾城阿波鳴門』とどこか似た雰囲気を持っています。


保存会の定期公演以外の公演では自前の衣装、化粧も保存会員で行うこともあります。
(顔師、衣装屋を頼むと大変綺麗にしてくれますが、お金がかかってしまうのです)

役柄によって違いますが、支度はこんな手順です。

 ①暖めて少し溶かした歌舞伎油を顔全体に塗る
 ②赤色を眉より下から頬にかけて入れる(鼻筋は塗らない)
 ③水で溶いたおしろいを鼻筋から顔の外側に向かって刷毛で塗る
 ④スポンジで軽くはたきならす 
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 ⑤眉や口、目の周りを書く
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 ↓かつらをつける前
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平家が戦にやぶれ、日向嶋にいる景清は本来、ひげを生やしているのですが、ひげのかつら(?)がないため、あごやもみ上げを青くしました。

 ⑥手や足におしろいを塗る
 ⑦衣装を着る
 ⑧かつらをつける

さあ、本番!
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by Shimojokabuki | 2011-05-23 17:57 | 歌舞伎保存会

下條歌舞伎の活動情報や、伊那谷の芸能文化を紹介します。【定期公演】毎年11月23日 【下條歌舞伎事務局:下條村教育委員会】0260-27-2311  0260-27-1015 FAX0260-27-3536


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