伊那谷の歌舞伎

大鹿村歌舞伎
10月17日  長野県下伊那郡大鹿村鹿塩 市場神社


地芝居で有名な大鹿村歌舞伎の秋の公演です。

地元の歌舞伎専用舞台を今も使い、
自分たちで化粧と着付し、
公演を行っていることなどが評価され、
地芝居として国選択無形民俗文化財に認定されています。

今年の演目はおりしも、
下條村歌舞伎保存会と同じ『鎌倉三代記 三浦別れの段』、
それに『一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段』だそうです。
どちらも有名な作品で、地芝居で人気が高いものです。

下條歌舞伎保存会でも都合のつくメンバーは見に行こうと盛り上がっています。

また、大鹿歌舞伎は映画になるようです。
信濃毎日新聞の記事になっています。
「座頭市THELAST」「亡国のイージス」などの作品で知られる映画監督、阪本順治さんによって、
映画「いつか晴れるかな」というタイトルで撮影される予定だそうです。


平谷村歌舞伎
10月30日 長野県下伊那郡平谷村 平谷小中学校体育館


こちらは平谷村民芸能発表会「珍珍幕府秋の陣」で公演。
下條歌舞伎保存会会長が演技指導及び、義太夫を担当しています。

中学生全員で演じる『絵本太功記』
社会人が演じる『菅原伝授手習鑑』の二本立てです。

来年度から平谷中学校は隣村にある阿智中学校に統合されるため、
平谷中学校としての歌舞伎は最後になる可能性もあります。

過疎化が進んでいます。
また農村の楽しみ、祝い事として楽しまれてきた地芝居は
農村歌舞伎として成り立たなくなってきています。
大鹿歌舞伎を題材にした映画が、
そういった田舎の現実も救い上げてくれたら、と淡く期待しています。


二つの公演をお知らせしましたが、
同じ伊那谷の地芝居の残る地域として高めあっていけたら、とという思いからです。

追って、写真などアップする予定です。
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by Shimojokabuki | 2010-10-12 23:07 | お知らせ

下條歌舞伎の活動情報や、伊那谷の芸能文化を紹介します。【定期公演】毎年11月23日 【下條歌舞伎事務局:下條村教育委員会】0260-27-2311  0260-27-1015 FAX0260-27-3536


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